各通貨ペアの特徴(3)
「人民元-円」「カナダドル-円」「韓国ウォン-円」の特徴
- 人民元-円
2005年に通貨切り上げが行われ、2006年から銀行間の相対取引の解禁などの改革が行われていますが、ほとんど対米ドルとの固定相場の状態が続いています。
アメリカ経済界からは人民元に対する更なる通貨切り上げ要求がありますが、中国政府は急激な経済発展に伴う、国内のひずみを和らげる為に、徐々に調整したいようです。
今後の中国政府の動きに注目する必要があります。
- カナダドル-円
豪ドルやNZドル同様に高金利通貨として有名ですが、スワップポイントはあまり高くありません。
カナダはアメリカと国境も接し、経済依存度も高い状態ですが、通貨の動きはむしろユーロに近い傾向があります。
カナダも原油や天然ガスなどの資源産出国なので、豪ドル同様に商品相場に影響を受けやすい通貨です。
- 韓国ウォン-円
1997年のアジア通貨危機で、韓国ウォンは大暴落しましたが、急速に経済回復し、レートも上昇しました。
自動車や電子製品の輸出による貿易黒字や、国内経済の回復などが原因でウォン高の傾向にありますが、韓国の金融当局は急激なウォン高を警戒して、介入などが予想されています。